- 開催日
- 2017年2月15日(水)
- 時間
- 18:30開演(18:00開場)
- 会場
- 栃木県総合文化センターメインホール
- 料金
- 非会員の場合3,000円
- 出演
- 関根雅裕(Fl) ゲルティンガー祥子(Pf)
- 曲目
- シュニトケ:「古い様式による組曲」
プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番 作品80
プロコフィエフ:5つのメロディ 作品35
プロコフィエフ:フルートソナタ 作品94
3才からヴァイオリン、4才からピアノを学ぶ。11才で全日本学生音楽コンクールに満場一致で全国第一位。東京芸術大学附属高校を経て東京芸術大学卒業。大学在学中に大阪府知事賞受賞。摂津音楽祭コンクール優勝。卒業後、ジュリアード音楽院で名教師、ドロシー・ディレイ氏に師事して研鑽を積んだ。留学中欧米各地でコンサート活動を行う。帰国後もオーケストラの共演やリサイタル、室内楽において活動し2007年のウィーンでのリサイタルは最高級の賛辞を受けた。2009年にもウィーンをはじめヨーロッパで6回のコンサートを行い、いずれも絶賛された。現在は演奏活動の他、日本クラシック音楽コンクール全国大会の審査員を務めている。 これまでに会則道、山岡耕作、日高毅、齋藤真知亜、堀正文、山口裕之、田中直子クルト・サスマンズハウス、ヒョー・カン、ジャン・ピエール・ヴァレーズ、クリスチャン・イヴァルディ、海野義雄の各氏に師事。マスタークラスにおいてアイザック・スターン、ザハール・ブロン、ヘルマン・クレバースに師事した。
1991年生 4歳よりヴァイオリンを始める。長野国際音楽コンクール小学生の部第1位。日本演奏家コンクール小学生の部第1位。YBP国際音楽コンクール最高位。横浜国際音楽コンクール高校生の部第1位。全日本学生音楽コンクール東京大会第1位、全国大会第3位。大阪国際音楽コンクール大学生の部第1位、併せて文部科学大臣賞、ストリング賞受賞。2010年旭川ウィーン国際ヴァイオリンセミナーを受講し選考会で選出され、イタリアのチェルボ講習会を受講する。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第2位。市川市文化振興財団新人演奏家コンクール最優秀賞。シゲティ国際コンクール入賞(ハンガリー)。Mykola Lysenko国際コンクール第3位(ウクライナ)。Violin of the North国際ユースコンクール第1位、併せてバッハ賞、プレジデント賞受賞(ロシア)。ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール第1位(オーストリア)。平成25年度 優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。東京芸術大学にて福島賞、安宅賞、アカンサス賞受賞。これまでにオルフェス音楽祭オーケストラ、ハンガリー放送交響楽団、ウクライナ国立交響楽団、芸大フィルハーモニアと共演。東京芸術大学附属音楽高校を卒業し東京芸術大学ヴァイオリン科を本年一位で卒業。大学院在学中。本年8月にはロドルフォ・リピツァ国際コンペティション(イタリア)で最優秀賞、ベートーヴェンの協奏曲全楽章、ストラビンスキーやモーツアルトの協奏曲、バッハのバルティータ2番シャコンヌなどを弾き、聴衆賞、オーケストラ協演優秀賞なども同時に獲得した。
1994年神奈川県出身。5歳よりヴァイオリンを始め、18歳よりヴィオラの指導を受ける。第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第9回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位併せて全部門最優秀賞を受賞。プロジェクトQ、ヴィオラスペース、韓国音楽祭GMMFS、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス等で研鑽を積む。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、JTが育てるアンサンブルシリーズ、宮崎国際音楽祭等に出演。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。現在、藤原浜雄、岡田伸夫の両氏に師事。桐朋学園大学音楽学部2年に在学中。
1986年 札幌市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院MASPを修了。
2006年 ウェールズ弦楽四重奏団を創立。
2008年 ミュンヘンARD国際音楽コンクールクァルテット部門第3位。
2011年 第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。
2012年 ドイツ・シュヴェッツィンゲン音楽祭に出演。主要オーケストラの客演首席を始めとし、国内外の多数のコンサート、音楽祭に出演。
2014年6月より、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団客員首席チェロ奏者。上原与四郎氏、毛利伯郎氏に師事。
5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学音楽部附属「子どものための音楽教室仙台分室」入室。庄司美和子氏に師事。全日本学生音楽コンクール小学校の部3位、クラシック音楽コンクール最高位など国内数々のコンクールにて入賞。2001年桐朋学園女子高等学校音楽家に入学し竹内啓子氏に師事。在学中に全東北ピアノコンクール第1位、2003年には仙台フィルハーモニー管弦楽団、外山雄三氏と共演。2004年同高校を優秀な成績で卒業後、渡独しベルリン芸術大学入学。パスカル・ドヴァイヨン、村田理夏子各氏のもとで研鑽を積み、2007年、08年度、 アンドレアス財団の奨学生に選ばれ、2008年、Val Tidone国際ピアノコンクール第4位入賞、2009年、Lagny sur Marne国際ピアノコンクール審査特別賞受賞する。2010年ベルリン芸術大学を最良の成績で卒業、同大学院に進学し、2013年ドイツ国家演奏家資格を取得する。これまでに数々の音楽祭、音楽アカデミーに参加、選抜コンサートにて高い評価を受ける。ベルリン、パドヴァ、仙台、名古屋でのリサイタルを始め、2013年帰国後からは、仙台クラシックフェスティバルへの出演やショパン協会主催、カワイ表参道サロン「パウゼ」でのリサイタルにおいても高い評価を受けるなど、ソロ、室内楽ともに活発に演奏活動を行っている。2014年KOBE国際音楽コンクールにて最優秀賞および兵庫県教育長賞受賞。これまで他に、須田真美子、菅野潤、井上直幸、エリック・ハイドシェック、ジャック・ルヴイエ、海老彰子、ラルフ・ナットケンパーの各氏に受講。
仙台市出身。4才より桐朋子供のための音楽教室でピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科を首席で卒業。同大学研究科修了。第51回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位入賞。’01年、仙台国際音楽コンクールユースクラシックオーディションに合格、オーケストラと共演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。第32回全国町田ピアノコンクール第1位、町田市長賞受賞。これまでにピアノを庄司美知子、加藤伸佳、室内楽を加藤知子、徳永二男、東京クヮルテットの各氏に、現在、田崎悦子氏に師事。桐朋学園大学弦楽科嘱託演奏員。
5歳よりピアノを始める。全日本学生音楽コンクール小学校の部3位、クラシック音楽コンクール最高位。2001年桐朋学園女子高等学校音楽家に入学し在学中に全東北ピアノコンクール第1位、2003年には仙台フィルハーモニー管弦楽団、外山雄三氏と共演。2004年同高校を卒業後、ベルリン芸術大学入学。パスカル・ドヴァイヨン、村田理夏子各氏のもとで研鑽を積み、2007年、08年度、 アンドレアス財団の奨学生に選ばれ、2008年、Val Tidone国際ピアノコンクール第4位入賞、2009年、Lagny sur Marne国際ピアノコンクール審査特別賞受賞。2010年ベルリン芸術大学を優等卒業、同大学院に進学し、2013年ドイツ国家演奏家資格を取得。これまでに数々の音楽祭、音楽アカデミーに参加、選抜コンサートにて高い評価を受ける。ベルリン、パドヴァ、仙台、名古屋でのリサイタルを始め、2013年帰国後からは、仙台クラシックフェスティバルへの出演やショパン協会主催、カワイ表参道サロン「パウゼ」でのリサイタルなど、ソロ、室内楽ともに活発に演奏活動を行っている。2014年KOBE国際音楽コンクール最優秀賞および兵庫県教育長賞受賞。
パラグアイに生まれる。2009年13歳で第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクール、全部門を通して日本人初の優勝。2010年第6回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門最年少第1位、ルーマニア大使館賞、ルーマニアラジオ文化局賞を併せて受賞し、翌2011年ルーマニア各地にて5回の連続演奏会に出演。2012年第10回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。2014年21回ヨハネス・ブラームス国際音楽コンクールチェロ部門第1位。これまでに国内外のオーケストラと多数共演。韓国KBSテレビ「クラシックオデッセイ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHKBS「クラシック倶楽部」、NHKFMリサイタル・ノヴァ等に出演。日本演奏連盟宗次エンジェル基金、ロームミュージックファンデーション、江副記念財団奨学生。日本ヴァイオリン特別楽器貸与者。岩谷時子音楽文化振興財団より「第1回Foundation for Youth」受賞。桐朋学園大学ソリストディプロマコース全額免除特待生。イニアキ・エチェパレ、故馬場省一、現在毛利伯郎氏に師事。
1994年ポーラド生まれ。6歳よりヴァイオリンを始める。 2004年10歳にしてジェニナガルシヤ国際コンクールでグランプリを獲得、2006年12歳の時にパガニーニ国際コンクール ヤング部門で1位を受賞。続いて2009年にはテレマン国際コンクール第1位、その後ヨーロッパの国際コンクールで優勝を重ね2014年第21回ブラームス国際コンクールで2位入賞し一躍脚光を浴びる。 一方ポーランドを中心にポーランドバルチックフィル、ホフフィル等と協演し好評を博し、中でもウィーンに於けるポーランド独立記念ガラコンサートで絶賛を博した。 マキシム・ベンゲロフ、ザッハ・ブロン教授に師事し研鑚を積んでいる。 今までララ・ボシュコウ(2012年第2位)、クリスティーナ・ゴイチャ(2013年第1位)に続き、2014年ブラームス国際コンクール第2位の若きヴァイオリニストの登場である。ブラームス国際コンクールの最終選考でのシベリウスの協奏曲はその透明感のある音色で審査員をうならせた。
千葉県出身。3歳よりピアノを始める。 第6回ちば音楽コンクール優秀賞。第1回Miyoshi NetピアノコンクールF部門第1位。第26回霧島国際音楽祭にて特別奨励賞。第17回やちよ音楽コンクール第1位、市長賞。第22回宝塚ベガコンクール第3位。第9回東京音楽コンクール第3位。ラーン音楽賞コンクール第1位(スイス)、チューリッヒのトーンハレ大ホールにてグラウビュンデン管弦楽団と共演。2 014年 ジュネーヴ国際音楽コンクールセミファイナリスト 特別審査員賞受賞。 ランドルトピアノコンクール第1位。 平成24年度文化庁新進芸術家海外研修員。これまでに芸大モーニングコンサート、奏楽堂木曜コンサート、スイス・サンモリッツ音楽祭など多数の演奏会に出演。東京藝術大学附属高校、同大学を経てチューリッヒ芸術大学、および東京芸大大学院修了。大学院修了時に藝大クラヴィーア賞受賞。ソロ、室内楽や伴奏として演奏活動を行うとともに後進の指導にあたっている。これまでに楠原祥子、小林仁、G.タッキーノ、エヴァ・ポヴウォッカ、ハンスユルク・シュトループ、伊藤恵の各氏に師事。
千葉県柏市出身。東京音楽大学およびドイツ・ベルリン・
現在、ベルリン州立ヨーゼフ・シュミット音楽学校講師、
日本国内ではフルーティスト瀬尾和紀氏とともに「フルート・
桐朋学園、米国インディアナ大学にて、木越洋、安田謙一郎、
新ヴィヴァルディ合奏団、群馬交響楽団首席チェロ奏者、
首席奏者として新日本フィル、東京フィル、大阪フィル、札幌響、
ソリストとして全国各地でのリサイタル、台湾国家交響楽団、
CDは「ラフマニノフ・チェロソナタ」「ZAL」「Miyake
使用楽器 Carlo Tononi 1735Ca.(チェロ) , Tourte(ex.Casals) (弓)
桐朋女子高等学校音楽科卒業後渡仏。1995年からベルリンに留学、アンネローゼ.シュミット氏に師事する。在学中よりベルリンをはじめヨーロッパ各地でソロリサイタルやオーケストラとの共演を重ね、2000年シリア文部大臣の招待による中東ツアーにおいては多数の委嘱作品を初演。
2001年ベルリン音楽大学を満場一致の最高点を得て卒業、ドイツ国家演奏家資格取得。その後ドレスデン音楽大学マイスタークラスに進学、ペーター.レーゼル氏に師事し2005年に修了。
2003年バイロイト.イースター音楽祭、2005年ドレスデン音楽祭等に招かれ演奏する他、ベルリンを拠点とするピアニストカルテットやピアノトリオ、デュオのメンバーとしても活動し数々の在独作曲家による現代作品の初演を行う。
これまでに全東北ピアノコンクール、全日本学生音楽コンクール、イブラ国際コンクール(イタリア)、バルセロナ室内楽コンクール(スペイン)にて受賞。
2008年より東京を拠点としソリスト、室内楽奏者として活動の傍ら後進の指導にもあたる。
5歳よりピアノを始める。全日本学生音楽コンクール小学校の部3位、クラシック音楽コンクール最高位。2001年桐朋学園女子高等学校音楽家に入学し在学中に全東北ピアノコンクール第1位、2003年には仙台フィルハーモニー管弦楽団、外山雄三氏と共演。2004年同高校を卒業後、ベルリン芸術大学入学。パスカル・ドヴァイヨン、村田理夏子各氏のもとで研鑽を積み、2007年、08年度、アンドレアス財団の奨学生に選ばれ、2008年、Val Tidone国際ピアノコンクール第4位入賞、2009年、Lagny sur Marne国際ピアノコンクール審査特別賞受賞。2010年ベルリン芸術大学を優等卒業、同大学院に進学し、2013年ドイツ国家演奏家資格を取得。これまでに数々の音楽祭、音楽アカデミーに参加、選抜コンサートにて高い評価を受ける。ベルリン、パドヴァ、仙台、名古屋でのリサイタルを始め、2013年帰国後からは、仙台クラシックフェスティバルへの出演やショパン協会主催、カワイ表参道サロン「パウゼ」でのリサイタルなど、ソロ、室内楽ともに活発に演奏活動を行っている。2014年KOBE国際音楽コンクール最優秀賞および兵庫県教育長賞受賞。
1994年神奈川県出身。5歳よりヴァイオリンを始め、18歳よりヴィオラの指導を受ける。第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第9回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位併せて全部門最優秀賞を受賞。プロジェクトQ、ヴィオラスペース、韓国音楽祭GMMFS、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス等で研鑽を積む。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、JTが育てるアンサンブルシリーズ、宮崎国際音楽祭等に出演。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。現在、藤原浜雄、岡田伸夫の両氏に師事。桐朋学園大学音楽学部2年に在学中。
1984年生、三重県出身。2006年桐朋学園大学首席卒業、皇居楽堂にて御前演奏、同大学オーケストラのコンサートマスターを務めた。原田幸一郎、(故)久保田良作、立田あずさ、林茂子、漆原朝子の各氏に、室内楽を東京カルテット、毛利伯朗氏に師事。05年日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、黒柳賞、レウカディア賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)。ウィーン国際ヴァイオリンセミナー・スカラシップ、2006年プラハ国際音楽祭に招待演奏、プラハ管弦楽団と共演、テプリツェ、ピルゼンでリサイタル。ハノーファー音楽大学、ジュネーブ音楽院カルテットコースに在籍。
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。三浦浩、御木本澄子、高良芳枝、安川加壽子各氏に師事。来日したオリヴィエ・メシアン夫妻との出会いを機に、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノをメシアン夫人のイヴォンヌ・ロリオ、室内楽をモーリス・クリュット、ブルーノ・パスキエ各氏に師事し、ピアノ科、室内楽科をそれぞれ一等賞を得て卒業。 その後、パリ・エコール・ノルマル音楽院に在籍し、審査員全員一致で演奏家資格を得た。さらにヴラド・ペルルミュテール、ゲオルギー・シェベックの両氏について研鑽を積む。数々の国際コンクールに上位入賞の後、パリを拠点とし演奏活動。パリ・シャンゼリゼ劇場、及びサル・カヴォー、東京・サントリーホール、及び紀尾井ホール、ロンドン・セントジョンズ、ローマ・テアトロギオーネ、ザルツブルク・ミラベル宮など世界各地の主要ホールでの演奏会の他、ミュンヘン交響楽団、ポーランド国立クラクフ交響楽団、ザルツブルク室内管弦楽団、ベルリン室内合奏団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団などと共演。室内楽の分野でも積極的に活動しており、ウィーン弦楽四重奏団、ザルツブルク・モーツァルテウム四重奏団、またピエール・アモワイヤル、ヴェルナー・ヒンク、ヴラディミール・メンデルスゾーン、ダニエル・グロギュラン、ブルーノ・パスキエの各氏らと、欧州、米国、日本で共演。1996年から2007年までバルセロナ・カレーロ音楽院教授。ロンドン、ポルト、メシアンなどの著名国際コンクールの審査員として、また夏期講習及び公開講座(ケルン音楽大学、フィエゾレ音楽院、ハートフォード大学、桐朋学園大学、ソウル藝術大学)の講師として招聘されている。
桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。1995年よりベルリンに留学、アンネローゼ.シュミット氏に師事する。在学中よりベルリンをはじめヨーロッパ各地でソロリサイタルやオーケストラとの共演を重ね、2000年シリア文部大臣の招待による中東ツアーにおいては多数の委嘱作品を初演。2001年ベルリン音楽大学を満場一致の最高点を得て卒業、ドイツ国家演奏家資格取得。ドレスデン音楽大学マイスタークラスに進学、ペーター.レーゼル氏に師事し2005年に修了。マイスター修了資格取得。2003年バイロイト.イースター音楽祭、2005年ドレスデン音楽祭等に招かれ演奏する他、ベルリンを拠点とするピアニストカルテットやピアノトリオ、デュオのメンバーとしても活動し数々の在独作曲家による現代作品の初演を行う。これまでに全東北ピアノコンクール、全日本学生音楽コンクール、イブラ国際コンクール(イタリア)、バルセロナ室内楽コンクール(スペイン)にて受賞。
1999年ドイツ生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、8歳でコロン音楽大学でスザンナ・ヨーコ・ヘンケル女史に学ぶ。モーツァルティウム(ザルツブルグ)、シエナ(イタリア)、バーデンバーデン(ドイツ)の夏期講習に参加。ザッハー・ブロン、パブロ・フェルニコフ、コー・ガブリエル・カメダ各師に指導を受ける。※使用楽器:1740年製カルロ・アントニオテストーレ(ドイツ財団より貸与)13歳の現在に至るまでにヨーロッパの主たるコンクールを続々と制覇。 7歳 ナムル国際コンクール(ベルギー)第一位 9歳 ヒンデミット・コンクール(ベルリン)第一位、特別賞 10歳 アンドリア・ボスタッチーニ国際コンクール(イタリア)第一位 ユネス国際コンクール(ブカレスト)第一位 13歳 第19回ブラームス国際コンクール第二位(最年少記録)3月 Henryk Szeryng Violin Competition優勝 5月 The National Competition Jugend-Musiziert Bundeswettberbにて史上最高得点(年齢グループ)獲得、及びthe German Foundation "Deutsche Stiftung Musikleben"より特別賞"Eduard-Soring Preis"受賞 6月 第11回Carl Flesch International Violin Competition(ハンガリー)第一位(最年少)
埼玉県出身。4歳よりピアノを始める。2007年東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。大学在学中、特待生奨学金を得る。2006年特別奨学生としてドイツ・ハノーファー音楽演劇メディア大学に短期留学をしたのをきっかけに渡独し、現在同大学ソリスト課程在籍。2008年ドイツ政府給費留学生(DAAD)。
また、ベスカーラ音楽院(イタリア)在籍。2011年よりハノーファー音楽演劇メディア大学の木管楽器、またホルン科の公式演奏者を務める。
2006年PTNAピアノコンペティション特級銅賞、併せて三菱鉛筆賞受賞、2007年バルセシア国際音楽コンクール、2008年カミロ・トーニ国際コンクール(イタリア)ヤングカテゴリー第1位、2009年グリーク国際ピアノコンクール(ノルウェイ)B.マルティヌ特別賞受賞、2011年サンジェミニ国際ピアノコンクール(イタリア)第3位。2013年ルイジ・チェッリテッリ国際音楽コンクール(イタリア)で総合優勝し、イタリアラジオクラシカでの録音、また審査委員長のマルチェッロ・アバド氏の推薦により2015年春、ミラノでソロリタイタルを予定している。
また、スイス・ティチーノ・ムジカ音楽祭、ムジカリバ音楽祭(イタリア)にソリストとして出演し、好評を博す。また東日本大震災チャリティーコンサートで指揮者、大植英次氏と中国地方で多数の演奏会を行う他、大阪クラシックや威風堂々クラシック in Hiroshimaなどで共演。現在はドイツと日本を拠点に、ソロ、また、室内楽や伴奏等の演奏活動を積極的に行っている。また後進の指導にも力をいている。これまでに大原慧子、倉沢仁子、播本枝未子、御木本澄子、黒田亜樹、エレーナ・マルゴリーナ=ハイト、ブルーノ・メッチェーナ、ベルント・ベツケの各氏に師事。
3才からヴァイオリン、4才からピアノを学ぶ。11才で全日本学生音楽コンクールに満場一致で全国第一位。東京芸術大学附属高校を経て東京芸術大学卒業。大学在学中に大阪府知事賞受賞。摂津音楽祭コンクール優勝。卒業後、ジュリアード音楽院で名教師、ドロシー・ディレイ氏に師事して研鑽を積んだ。留学中欧米各地でコンサート活動を行う。帰国後もオーケストラの共演やリサイタル、室内楽において活動し2007年のウィーンでのリサイタルは最高級の賛辞を受けた。2009年にもウィーンをはじめヨーロッパで6回のコンサートを行い、いずれも絶賛された。現在は演奏活動の他、日本クラシック音楽コンクール全国大会の審査員を務めている。 これまでに会則道、山岡耕作、日高毅、齋藤真知亜、堀正文、山口裕之、田中直子クルト・サスマンズハウス、ヒョー・カン、ジャン・ピエール・ヴァレーズ、クリスチャン・イヴァルディ、海野義雄の各氏に師事。マスタークラスにおいてアイザック・スターン、ザハール・ブロン、ヘルマン・クレバースに師事した。
1991年生 4歳よりヴァイオリンを始める。長野国際音楽コンクール小学生の部第1位。日本演奏家コンクール小学生の部第1位。YBP国際音楽コンクール最高位。横浜国際音楽コンクール高校生の部第1位。全日本学生音楽コンクール東京大会第1位、全国大会第3位。大阪国際音楽コンクール大学生の部第1位、併せて文部科学大臣賞、ストリング賞受賞。2010年旭川ウィーン国際ヴァイオリンセミナーを受講し選考会で選出され、イタリアのチェルボ講習会を受講する。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第2位。市川市文化振興財団新人演奏家コンクール最優秀賞。シゲティ国際コンクール入賞(ハンガリー)。Mykola Lysenko国際コンクール第3位(ウクライナ)。Violin of the North国際ユースコンクール第1位、併せてバッハ賞、プレジデント賞受賞(ロシア)。ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール第1位(オーストリア)。平成25年度 優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。東京芸術大学にて福島賞、安宅賞、アカンサス賞受賞。これまでにオルフェス音楽祭オーケストラ、ハンガリー放送交響楽団、ウクライナ国立交響楽団、芸大フィルハーモニアと共演。東京芸術大学附属音楽高校を卒業し東京芸術大学に在学中。
1989年生 兵庫県三田市出身。 4歳よりヴァイオリンを始め、2005年、東京藝術大学附属音楽高校入学を機にヴィオラに転向。2010年第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、ヴィオラスペース、リゾナーレ室内楽セミナー等でマスタークラスを受講。
リゾナーレ室内楽セミナーでは基金「緑の風」音楽賞受賞。2011年9月に栃木県交響楽団と、翌年2月に藝大フィルハーモニアと協奏曲を演奏するなど、ソロ・室内楽の分野において数々の演奏会に出演。東京藝大の同期による弦楽アンサンブルTGS代表。ヴィオラを百武由紀、川崎和憲の各氏に師事。東京藝術大学卒業、現在NHK交響楽団契約団員。
音楽一家に生まれ、父はN響コンサートマスターであった海野義雄、母は都響首席チェリスト海野ユキ恵。14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋高校音楽科を経て、桐朋学園大学アンサンブルディプロマコース修了。第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞、第14回川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、第7回おきでんシュガーホール新人演奏会オーディション入選、第12回全日本ソリストコンテストグランプリ等、数々の賞を受賞。在学中よりNHK交響楽団にエキストラ奏者として度々参加。東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック、関西フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等に首席チェロ奏者として客演している。2008年、日本演奏連盟主催により東京文化会館にてデビューリサイタル。2009年より毎年、銀座王子ホールにてリサイタルを開催。これまでにチェロを倉田澄子、堤剛、木越洋、山崎伸子、ルートヴィヒ・クヴァントの各氏に師事。
1984年生、三重県出身。2006年桐朋学園大学首席卒業、皇居楽堂にて御前演奏、同大学オーケストラのコンサートマスターを務めた。原田幸一郎、(故)久保田良作、立田あずさ、林茂子、漆原朝子の各氏に、室内楽を東京カルテット、毛利伯朗氏に師事。05年日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、黒柳賞、レウカディア賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)。ウィーン国際ヴァイオリンセミナー・スカラシップ、2006年プラハ国際音楽祭に招待演奏、プラハ管弦楽団と共演、テプリツェ、ピルゼンでリサイタル。ハノーファー音楽大学、ジュネーブ音楽院カルテットコースに在籍。
千葉県出身。3歳よりピアノを始める。第6回ちば音楽コンクール優秀賞。第1回Miyoshi NetピアノコンクールF部門第1位。第26回霧島国際音楽祭にて特別奨励賞。第17回やちよ音楽コンクール第1位、市長賞。東京藝術大学モーニング・コ ンサートに出演。第22回宝塚ベガ音楽コンクール第3位。第9回東京音楽コンクール第3位。ラーン音楽賞コンクール第1位(スイス)、チューリヒのトーン ハレ大ホールにてグラウビュンデン管弦楽団と共演。第67回ジュネーヴ国際音楽コンクールセミファイナリスト。ランドルトピアノコンクール第1位(スイ ス)。2012年度文化庁新進芸術家海外研修員(スイス・チューリヒ)。2013年9月サンモリッツ音楽祭(スイス)に出演。東京藝術大学音楽学部附属音 楽高等学校、同大学を経て大学院在学。2011年9月よりチューリヒ芸術大学に留学し修了。これまでに楠原祥子、小林仁、ガブリエル・タッキーノ、エ ヴァ・ポヴウォッカ、ハンスユルク・シュトループ、伊藤恵の各氏に師事。
3才からヴァイオリン、4才からピアノを学ぶ。11才で全日本学生音楽コンクールに満場一致で全国第一位。東京芸術大学附属高校を経て東京芸術大学卒業。大学在学中に大阪府知事賞受賞。摂津音楽祭コンクール優勝。卒業後、ジュリアード音楽院で名教師、ドロシー・ディレイ氏に師事して研鑽を積んだ。留学中欧米各地でコンサート活動を行う。帰国後もオーケストラの共演やリサイタル、室内楽において活動し2007年のウィーンでのリサイタルは最高級の賛辞を受けた。2009年にもウィーンをはじめヨーロッパで6回のコンサートを行い、いずれも絶賛された。現在は演奏活動の他、日本クラシック音楽コンクール全国大会の審査員を務めている。 これまでに会則道、山岡耕作、日高毅、齋藤真知亜、堀正文、山口裕之、田中直子クルト・サスマンズハウス、ヒョー・カン、ジャン・ピエール・ヴァレーズ、クリスチャン・イヴァルディ、海野義雄の各氏に師事。マスタークラスにおいてアイザック・スターン、ザハール・ブロン、ヘルマン・クレバースに師事した。
1991年生 4歳よりヴァイオリンを始める。長野国際音楽コンクール小学生の部第1位。日本演奏家コンクール小学生の部第1位。YBP国際音楽コンクール最高位。横浜国際音楽コンクール高校生の部第1位。全日本学生音楽コンクール東京大会第1位、全国大会第3位。大阪国際音楽コンクール大学生の部第1位、併せて文部科学大臣賞、ストリング賞受賞。2010年旭川ウィーン国際ヴァイオリンセミナーを受講し選考会で選出され、イタリアのチェルボ講習会を受講する。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第2位。市川市文化振興財団新人演奏家コンクール最優秀賞。シゲティ国際コンクール入賞(ハンガリー)。Mykola Lysenko国際コンクール第3位(ウクライナ)。Violin of the North国際ユースコンクール第1位、併せてバッハ賞、プレジデント賞受賞(ロシア)。ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール第1位(オーストリア)。平成25年度 優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。東京芸術大学にて福島賞、安宅賞、アカンサス賞受賞。これまでにオルフェス音楽祭オーケストラ、ハンガリー放送交響楽団、ウクライナ国立交響楽団、芸大フィルハーモニアと共演。東京芸術大学附属音楽高校を卒業し東京芸術大学に在学中。
2002年、第56回全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部第1位。併せて、東儀賞、兎束賞、毎日小学生新聞賞、都築音楽賞受賞。2005年、第15回日本クラシック音楽コンクール全国大会中学校の部最高位。2007年、第76回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第3位。 2009年、第11回日本演奏家コンクール大学生の部第1位。2010年、第19回ABC新人オーディション合格。2008年より大阪などでヴァイオリンリサイタルを開催。2011年(第80回)日本音楽コンクール第1位。東京藝術大学内にて、安宅賞を受賞。これまでに、東京交響楽団、京都市交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、千里フィルハーモニア大阪などと共演。漆原啓子、ジェラール・プーレ、ジャン=ジャック・カントロフ、パヴェル・ヴェルニコフ各氏のレッスンを受講。これまでに、本多令子氏、故工藤千博氏、現在、清水高師氏に師事。室内楽を松原勝也、市坪俊彦の各氏に師事。現在、東京藝術大学大学院在学中
1989年生 兵庫県三田市出身。4歳よりヴァイオリンを始め、2005年、東京藝術大学附属音楽高校入学を機にヴィオラに転向。2010年第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、ヴィオラスペース、リゾナーレ室内楽セミナー等でマスタークラスを受講。
リゾナーレ室内楽セミナーでは基金「緑の風」音楽賞受賞。2011年9月に栃木県交響楽団と、翌年2月に藝大フィルハーモニアと協奏曲を演奏するなど、ソロ・室内楽の分野において数々の演奏会に出演。東京藝大の同期による弦楽アンサンブルTGS代表。ヴィオラを百武由紀、川崎和憲の各氏に師事。東京藝術大学卒業、現在NHK交響楽団契約団員。 。
音楽一家に生まれ、父はN響コンサートマスターであった海野義雄、母は都響首席チェリスト海野ユキ恵。14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋高校音楽科を経て、桐朋学園大学アンサンブルディプロマコース修了。第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞、第14回川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、第7回おきでんシュガーホール新人演奏会オーディション入選、第12回全日本ソリストコンテストグランプリ等、数々の賞を受賞。在学中よりNHK交響楽団にエキストラ奏者として度々参加。東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック、関西フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等に首席チェロ奏者として客演している。2008年、日本演奏連盟主催により東京文化会館にてデビューリサイタル。2009年より毎年、銀座王子ホールにてリサイタルを開催。これまでにチェロを倉田澄子、堤剛、木越洋、山崎伸子、ルートヴィヒ・クヴァントの各氏に師事。
仙台市出身。4才より桐朋子供のための音楽教室でピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科を首席で卒業。同大学研究科修了。第51回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位入賞。’01年、仙台国際音楽コンクールユースクラシックオーディションに合格、オーケストラと共演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。第32回全国町田ピアノコンクール第1位、町田市長賞受賞。これまでにピアノを庄司美知子、加藤伸佳、室内楽を加藤知子、徳永二男、東京クヮルテットの各氏に、現在、田崎悦子氏に師事。桐朋学園大学弦楽科嘱託演奏員。
5歳よりピアノを始める。全日本学生音楽コンクール小学校の部3位、クラシック音楽コンクール最高位。2001年桐朋学園女子高等学校音楽家に入学し在学中に全東北ピアノコンクール第1位、2003年には仙台フィルハーモニー管弦楽団、外山雄三氏と共演。2004年同高校を卒業後、ベルリン芸術大学入学。パスカル・ドヴァイヨン、村田理夏子各氏のもとで研鑽を積み、2007年、08年度、 アンドレアス財団の奨学生に選ばれ、2008年、Val Tidone国際ピアノコンクール第4位入賞、2009年、Lagny sur Marne国際ピアノコンクール審査特別賞受賞。2010年ベルリン芸術大学を優等卒業、同大学院に進学し、2013年ドイツ国家演奏家資格を取得。これまでに数々の音楽祭、音楽アカデミーに参加、選抜コンサートにて高い評価を受ける。ベルリン、パドヴァ、仙台、名古屋でのリサイタルを始め、2013年帰国後からは、仙台クラシックフェスティバルへの出演やショパン協会主催、カワイ表参道サロン「パウゼ」でのリサイタルなど、ソロ、室内楽ともに活発に演奏活動を行っている。2014年KOBE国際音楽コンクール最優秀賞および兵庫県教育長賞受賞。
桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。パリ国立高等音楽院、同研究課程、エコールノルマル音楽院修了。その後、文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽。これまで国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。2006年CD『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』をリリース。2011年帰国。ソロのみならず室内楽にも取り組み、精力的な演奏活動を行うと同時に、上野学園大学講師、コンクール審査なども務める。帰国後も欧州のフェスティバルに招かれリサイタル、またマスタークラス講師としてレッスンも行うなど、海外でも継続して活動を展開中。
1987年兵庫県生まれ。5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを始める。2006年、東京藝術大学入学後、渡仏。2008年、フランス地方国立リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て高等課程を最短2年で卒業。財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生としてパリ国立高等音楽院に首席入学し、ミシェル・アリニョン、パスカル・モラゲス両氏に学ぶ。平成20年度文化庁新進芸術家海外派遣研修員。ロームミュージックファンデーション音楽セミナー(指揮クラス)にて、小澤征爾、湯浅勇治の各氏の元で指揮を師事。第9回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞、兵庫県教育委員会賞受賞。国際クラリネット協会(I.C.A)主催ハイスクールコンペティション第3位。神戸新聞社、神戸文化財団主催第9回松方ホール音楽賞大賞。第19回欧日音楽講座に於いて、ミシェル・アリニョン特別賞を特設され受賞。トリノ国際音楽コンクール(マルク・フィオリンドクラリネットコンクール)ファイナリスト。第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞を受賞。日本各地でソロ・リサイタルを行うほか、パリで度々リサイタルを開催するなどフランスでも積極的に活動。ソリストとして国内のオーケストラと多数共演を果たしている。
桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。国内外のコンクールで優勝、入賞。2003年~2008年 大阪シンフォニカー交響楽団特別首席チェロ奏者。現在は各オーケストラにゲスト首席として招聘されるほか、サイトウ・キネン・オーケストラ等で活躍中。トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ首席、Super Trio 3℃、長岡京室内アンサンブル、The Chamber Players 各メンバー。
現在白百合学園高校1年、桐朋学園大学ソリストディプロマコース在学中 6歳で桐朋学園大学附属子供のための音楽教室入室、勅使河原真実先生の下でバイオリンを始めた。2007年 イタリア イルピッコロ国際ヴァイオリンコンクール 特別賞、ビバルディ賞特別賞として1712年ジュセップガリアーノを1年間貸与される。2009年 第63回全日本学生音楽コンクール東京大会第1位、津田梅子賞受賞。同全国大会第3位。第10回洗足学園ジュニア音楽コンクール最優秀賞、第19回日本クラッシック音楽コンクール全国大会第2位(最高位)2010年 ドイツ 第6回ルイスシュポア国際音楽コンクール第2位(14歳以下の部)。2012年 メニューイン国際ヴァイオリンコンクール入選(北京)
ピアノ 千葉県出身。3歳よりピアノを始める。
第6回ちば音楽コンクール優秀賞。第1回Miyoshi NetピアノコンクールF部門第1位。第2 6 回霧島国際音楽祭にて特別奨励賞。第17回やちよ音楽コンクール第1位、市長賞。東京藝術大学モーニング・コンサートに出演。第2 2 回宝塚ベガ音楽コンクール第3位。第9回東京音楽コンクール第3位。ラーン音楽賞コンクール第1 位(スイス)、チューリヒのトーンハレ大ホールにてグラウビュンデン管弦楽団と共演。第67回ジュネーヴ国際音楽コンクールセミファイナリスト。ランドルトピアノコンクール第1 位( スイス)。2012年度文化庁新進芸術家海外研修員(スイス・チューリヒ)。2 0 1 3 年9月サンモリッツ音楽祭(スイス)に出演。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て大学院在学。2011 年9 月よりチューリヒ芸術大学に留学し修了。これまでに楠原祥子、小林仁、ガブリエル・タッキーノ、エヴァ・ポヴウォッカ、ハンスユルク・シュトループ、伊藤恵の各氏に師事。
3歳よりピアノを5歳よりチェロを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学器楽科を福島賞、安宅賞、同声会賞を受賞し卒業。同大学院修士課程修了後、2011年よりウィーン国立音楽演劇大学に留学。2012年度文化庁新進芸術家海外派遣研修員となる。帰国後、ソリスト及び室内楽奏者として積極的な演奏活動を行う。
2006年ウィーン国立音大主催夏期国際音楽アカデミー(ISA)にてArtis-Preis(第1位)。2010年第9回ビバホールチェロコンクール第2位。第1回青森県立美術館「チャイコフスキー・ピアノトリオ・オーディション」第1位、翌年のピアノトリオ・リサイタルに出演。2011年第15回松方ホール音楽賞第1位。第80回日本音楽コンクール入選。
1991年生 4歳よりヴァイオリンを始める。長野国際音楽コンクール小学生の部第1位。日本演奏家コンクール小学生の部第1位。YBP国際音楽コンクール最高位。横浜国際音楽コンクール高校生の部第1位。全日本学生音楽コンクール東京大会第1位、全国大会第3位。大阪国際音楽コンクール大学生の部第1位、併せて文部科学大臣賞、ストリング賞受賞。2010年旭川ウィーン国際ヴァイオリンセミナーを受講し選考会で選出され、イタリアのチェルボ講習会を受講する。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第2位。市川市文化振興財団新人演奏家コンクール最優秀賞。シゲティ国際コンクール入賞(ハンガリー)。Mykola Lysenko国際コンクール第3位(ウクライナ)。Violin of the North国際ユースコンクール第1位、併せてバッハ賞、プレジデント賞受賞(ロシア)。ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール第1位(オーストリア)。平成25年度 優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人青山財団奨学生。東京芸術大学にて福島賞、安宅賞、アカンサス賞受賞。これまでにオルフェス音楽祭オーケストラ、ハンガリー放送交響楽団、ウクライナ国立交響楽団、芸大フィルハーモニアと共演。東京芸術大学附属音楽高校を卒業し東京芸術大学に在学中。
1990年生まれ。愛知県岡崎市出身。7歳よりピアノを、16歳より作曲を始める。
作品は様々なジャンルに多数ある。2012年6月には、「Jungle」が、藝大フィルハーモニア(指揮・高関健)によって初演された。2013年3月には、ユーロアジア国際コンクールの課題曲として作曲した「Danza」がコンテスタントによって初演され、同時に公式伴走者を務めた。
漆原啓子(Vn)、清水高師(Vn)、ゲルノート・ヴィニッシュホーファー(Vn)、黒川侑(Vn)、三縄みどり(Sop)、矢野顕子(シンガーソングライター)各氏と共演、又は委嘱を受けるなど、ピアニスト、作曲家として活躍している。2011年の公開レッスンでは、伝説の巨匠、イヴリー・ギトリス氏(Vn)に絶賛された。作曲を鈴木純明、安良岡章夫、糀場富美子各氏に師事。東京芸術大学音楽学部作曲家を経て、同大学音楽研究科修士課程に在学中。
桐朋学園大学在学中の1990年に蓼科高原音楽祭奨励賞受賞。同大学卒業後から2年間ドイツのマインツ大学音楽学部に学ぶ。 1997年からは米国ダラス市の南メソヂスト大学より奨励金を得て、同大アーティストディプロマコースに入学、同年夏「チェロアンサンブルサイトウ」のメンバーとして日本、ヘルシンキ及びサンクトペテルブルグの世界チェロコングレスに出演した。
1999年から2012年9月末まで仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者を務め、その間北爪道夫のチェロ協奏曲(仙台フィル委嘱作品)を初演のほか、定期公演等にソリストとしても出演した。
そのほか仙台市民交響楽団、仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団といった地元のオーケストラとの共演、プラハ放送交響楽団宮城公演のソリストとして起用され た。2001年第4回ビバホールチェロコンクール3位。仙台フィルメンバーによるセレーノ弦楽四重奏団でも活躍。「松尾音楽助成賞」受賞、また原村室内楽 セミナーにおいて「緑の風音楽賞」受賞。2006,2007年には秋吉台室内楽セミナーに講師として招かれた。森川諄一、木越洋、ユリウス・べルガー、岩 崎洸の各氏に師事。
2007年9月より文化庁海外派遣研修員として1年間ドイツに留学。クリスティアン・ギガ?氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団第一ソロチェリスト)に師事。2013年5月より九州交響楽団首席奏者に就任し、福岡市を拠点に活動を展開している。
桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。 1995年よりベルリンに留学、アンネローゼ.シュミット氏に師事する。在学中よりベルリンをはじめヨーロッパ各地でソロリサイタルやオーケストラとの共演を重ね、2000年シリア文部大臣の招待による中東ツアーにおいては多数の委嘱作品を初演。
2001年ベルリン音楽大学を満場一致の最高点を得て卒業、ドイツ国家演奏家資格取得。その後ドレスデン音楽大学マイスタークラスに進学、ペーター.レーゼル氏に師事し2005年に修了。2003年バイロイト.イースター音楽祭、2005年ドレスデン音楽祭等に招かれ 演奏する他、ベルリンを拠点とするピアニストカルテットやピアノトリオ、デュオのメンバーとしても活動し数々の在独作曲家による現代作品の初演も行う。こ れまでに全東北ピアノコンクール、全日本学生音楽コンクール、イブラ国際コンクール(イタリア)、バルセロナ室内楽コンクール(スペイン)にて受賞。 2008年より東京を拠点としソリスト、室内楽奏者として活動の傍ら後進の指導にもあたる。
大分市生まれ。3歳よりヴァイオリンを木村二郎氏に師事。93年度、95年度大分県音楽コンクールでそれぞれ第一位並びに最年少で特賞を受賞。その 後、父の転勤に伴い、5年間インドネシアに滞在。P.プラボウォ・S.エングの各氏およびC.H.オーズィム氏のマスタークラスに選ばれ、師事する。
帰国後、第56回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第一位。第12回日本モーツァルト音楽コンクール入賞。南山国際高等学校を経て、桐朋学園大学を首席で 卒業。その間、ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受け、イェール大学夏期アカデミー・ノーフォーク室内楽フェスティバルに参加。その後、第57回ミュン ヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。現在、ヴィルタス・ クヮルテットのメンバー。
2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサー トマスターに就任。主要オーケストラにコンサートマスターとして客演するほか、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、トウキョ ウ・モーツァルトプレーヤーズ、鎌倉芸術館ゾリステンに参加するなど、多方面にわたり活動している。2012年、群馬交響楽団での活躍が評価され、第9回 上毛芸術文化賞を受賞。現在東京交響楽団最年少コンサートマスター。
仙台市出身。4才より桐朋学園大学附属子供のための音楽教室でピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。同大学研究科修了。
第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。
'05~'07年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。
第81回日本音楽コンクールにて、コンクール委員会特別賞を受賞。
これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、徳永二男の各氏に師事。
現在、桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。石川ミュージックアカデミー、ミュージックアカデミーinみやざき、桐朋ストリングスセミナーなどで公式伴奏者を務める。
3才からヴァイオリン、4才からピアノを学ぶ。11才で全日本学生音楽コンクールに満場一致で全国第一位。東京芸術大学附属高校を経て東京芸術大学 卒業。大学在学中に大阪府知事賞受賞。摂津音楽祭コンクールに満場一致で優勝。大学では指揮法も学ぶ。大学卒業後、ジュリアード音楽院で名教師、ドロ シー・ディレイ氏に師事して研鑽を積んだ。留学中欧米各地でコンサート活動を行う。帰国後もオーケストラの共演やリサイタル、室内楽において活動し、 2007年のウィーンでのリサイタルは最高級の賛辞を受けた。また、2009年にもウィーンをはじめヨーロッパで6回のコンサートを行い、いずれも絶賛さ れた。
現在は演奏活動の他、日本クラシック音楽コンクール全国大会の審査員を務めてい る。これまでに会則道、山岡耕作、日高毅、齋藤真知亜、堀正文、山口裕之、田中直子、クルト・サスマンズハウス、ヒョー・カン、ジャン・ピエール・ヴァ レーズ、クリスチャン・イヴァルディ、海野義雄の各氏に師事。また、マスタークラスにおいてアイザック・スターン、ザハール・ブロン、ヘルマン・クレバー スに師事した。
仙台市出身。4才より桐朋学園大学附属子供のための音楽教室でピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。同大学研究科修了。
第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。
'05~'07年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。
第81回日本音楽コンクールにて、コンクール委員会特別賞を受賞。
これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、徳永二男の各氏に師事。
現在、桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。石川ミュージックアカデミー、ミュージックアカデミーinみやざき、桐朋ストリングスセミナーなどで公式伴奏者を務める。
1984年2月6日桑名生まれ、4歳の頃より母にヴァイオリンの手ほどきを受け、幼少の頃より数々のコンクールで賞を受ける。名古屋市立菊里高校、桐朋学 園大学を首席卒業。ドイツ国立ハノーファー芸術大学、及びジュネーヴ音楽院卒業。 桐朋学園在学中には桐朋学園音楽部門特別奨学金を授与され、また4年次に第74回日本音楽コンクール、ヴァイオリン部門にて第1位、同時に黒柳賞、レウカ ディア賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞する。卒業時に皇居の桃華楽堂にて御前演奏を行なう。
これまでヤング・プラハ国際音楽祭に招待されチェコ各地にてリサイタル、協奏曲 を演奏したのをはじめ、名フィルの定期演奏会のソリスト、武生音楽祭、NHK名曲リサイタルほか様々な音楽祭に出演し、各地のオーケストラにソリストとし て招かれる。東京フィル、東京交響楽団、セントラル愛知交響楽団、プラハ交響楽団、名フィルなどと共演。これまでヴァイオリンを(故)久保田良作、立田あ ずさ、林茂子、原田幸一郎、漆原朝子の各氏に師事。 室内楽にも積極的に取り組み、2004年には自らを組織したジュピター弦楽四重奏団を結成。これまで紀尾井ホールで行なわれたブラームス、シューマン、バ ルトークの全曲演奏会や、JTアンサンブルシリーズ、ブラームス協会演奏会に度々登場、各地でコンサート、また定期演奏会をもつ。
日本のみならず欧米でも評価され、アメリカのノーフォーク音楽祭に招待されたの をはじめ、ヨーロッパでも演奏し絶賛されている。室内楽を東京カルテット、ジュリアード・カルテット、フェルメール・カルテット、アルバン・ベルク・カル テット、ガボール・タカーチ=ナジ他に師事。 桐朋学園在学中から桐朋学園オーケストラのコンサートマスターを務め、水戸室内管弦楽団、宮崎国際音楽祭、PMF(パシフィック・ミュージック・フェス ティバル)、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、東京のオペラの森、東京アンサンブルなどに出演するほか、各地のオーケストラからコンサートマスターと して招かれる。 現在、ベルリンに拠点を置きヨーロッパを中心に演奏活動をしている。国内では、フコク生命パートナー・アーティスト、名フィル客演コンサートマスターなど を務める。同時に、ドイツ国立ハンス・アイスラー音楽院で研鑽を積んでいる。現在フランクフルト歌劇場のコンサートマスターを務める。
札幌市出身。4歳よりピアノ、ソルフェージュを学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。在学中、学内においてアリアドネ・ムジカ賞受賞。三角祥子、北島公彦、角野裕の各氏に師事。
幼少よりさまざまなコンクールで入賞する。第51回全日本学生音楽コンクール、第71回日本音楽コンクールにて、それぞれ第1位。新日本フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団など、さまざまなオーケストラと共演。
また、リサイタル、FM、CDなどで数多くの演奏家と共演。国内外の音楽祭、コンクールにおいて公式伴奏者を務めるなど、伴奏、室内楽にも活動の場 をひろげている。最近では、オーケストラの演奏会に鍵盤楽器奏者として度々出演している。2012年度より、クラリネット奏者亀井良信と共に、財団法人地 域創造の公共ホール活性化事業登録アーティスト「デュオ・レゾネ」として、各地でアウトリーチやコンサートを行なっている。
東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師を務めたのち、現在、洗足学園音楽大学非常勤講師として、後進の指導にあたっている。
1969年ブダペスト生まれ。7歳でチェロを始める。リスト音楽院でラースロー・メゼー、フェレンツ・ラドシュ、ジェルジー・クルタークらに師事し、 1992年に優秀な成績で学位を取得。ミクローシュ・ペレーニ、メナヘム・プレスラー、奨学生としてテルアヴィヴのルービン音楽院で学ぶきっかけとなった ウズィ・ヴィーゼルなどの演奏家からも多大な影響を受けた。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席チェロ奏者。ソリ ストとしてウィーン・フィルとも定期的に協演し、ジュゼッペ・シノーポリ、ズービン・メータ、小澤征爾、マイケル・ティルソン=トーマス、クリストフ・ エッシェンバッハ、アダム・フィッシャーの指揮で演奏。
2003年にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでBBCプロムスにデ ビュー、2009年の日本ツアーにおいて、R.シュトラウスの『ドン・キホーテ』でソロを演奏し好評を博したことは記憶に新しい。ソロ、室内楽奏者として も積極的かつ精力的に活動しており、ヨーロッパを中心に、カナダ、南アフリカ、日本でも数多くの演奏会を行っている。
室内楽奏者として、ア ンサンブル・ヴィエナ・コラージュおよびウィーン室内合奏団のメンバーとして定期的にウィーン・コンツェルトハウス、ザルツブルク音楽祭ほかヨーロッパの コンサート・ホールに登場。ヒルデガルト・ベーレンス、フェレンツ・ボーグナー、フィリップ・アントルモン、ゾルタン・コチシュ、カール・ライスター、マ リヤーナ・リポヴシェク、ヴォルフガング・シュルツ、タマーシュ・ヴァーシャーリ、バルトーク弦楽四重奏団らと共演している。オリジナル楽器による演奏に も意欲的で、ブダペストのオルフェオ管弦楽団とハイドン、ヴィヴァルディ、C.P.A.バッハのチェロ協奏曲を共演。2004年のバッハの無伴奏チェロ組 曲全曲演奏・録音においては、第6番で5弦のバロック・チェロを使用した。後進の指導にも熱心で、オーストリア、ハンガリー、イタリア、日本、オーストラ リア、南アフリカでマスター・クラスを開催。グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラや、オーストリアのアッターガウ国際オーケストラ・インスティ テュートでも数年に渡り講師を務めた。20タイトルを超えるCDがカメラータ・トウキョウ、NAXOS他のレコード会社よりリリースされている。
桐朋学園大学在学中に神奈川フィルと共演、卒業後、ドイツ国立マンハイム芸術大学大学院を最優秀で修め、ドイツ国家演奏家資格を取得。ピアノを山田朋子、 種田直之、竹内啓子、ロベルト・ベンツの各氏に、室内楽をパウル・ダン氏に師事。
マリア・カナルス国際コンクール第3位、ルイッジャ・ストラメージ国際コンクール優勝、ロヴェーレ・ドーロ国際コンクールに優勝し、ヨーロッパ各地でソロ・リサイタルを行い、ヒルデスハイム市立劇場管弦楽団のツアーでソリストを務めた。
帰国後、ソロ・リサイタルのほか、ウィーン・フィル首席チェリスト:T.ヴァル ガ氏やベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団首席オーボエ奏者、N響メンバーとの室内楽演奏会で共演。また、草津夏期国際音楽アカデミーでは、T.ヴァルガ氏 が学生を指導するクラスにおいてピアニストとしてサポートしている。河野克典氏との日本歌曲CD「この道この道―ふるさとの歌」をリリース。洗足学園音楽 大学講師。
第91回定期演奏会 2月25日
文京華さんのピアノリサイタル、
前半はベートーベン 創作主題による32の変奏曲、ショパン幻想ポロネーズ、後半はラフマニノフのプログラム。
いずれも気迫が十分のこもった熱演でしたが、やはり圧巻はラフマニノフのコレルリ変奏曲でした。意志の強さと強靭なテクニックで、悲劇性のある変奏曲を弾ききってくれました。
第90回定期演奏会 2022年1月14日
2021年秋のジュネーブ国際音楽コンクールチェロ部門で一位に選ばれた上野通明さんのチェロ、表現力の大きさとテクニカルな完成度とがあいまった素晴らしい演奏でした。バッハの深み、ヒンデミットの豪快なロマンティシズム、凛々しいベートーヴェン、変化にとんだプーランクソナタでのリリカルな表現など、聴衆を引き込み、酔わせる力のある演奏でした。ピアノの須関裕子さんも完璧に音楽の構成を紡いでくれました。
心に残るすばらしいリサイタルでした。
10月15日第87回 渡邉康雄ピアノリサイタル
前半のモーツァルトの2つのソナタ ヘ長調K.533/494、 ニ長調 K. 576 につづいて後半はラヴェル、
組曲『鏡』第5曲「鐘の谷」、ソナティナ、水の戯れ、夜のガスパールと大きなプログラムでした。
表現の幅の大きな素晴らしい演奏、ラヴェルの音に浸り、酔いしれる夕べでした。
また渡邉先生には来年もすばらしいプログラムをもって出演していただく予定です。
9月17日 演奏会 植村太郎、北端祥人リサイタル ヴァイオリンとピアノのためのソナタ プログラム変更のおしらせ
レーガーのソナタに代わって、ロパルツのヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番作品を演奏します
プログラム
1)シューベルト作曲 ヴァイオリンとピアノのソナタの華麗なるロンド ロ短調(D895)
2)ベートーヴェン作曲 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第9番 クロイツエル
3)ジョゼフ=ギィ・ロパルツ作曲 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番
6月18日 第84回演奏会
三又瑛子さんと文京華さんのピアノデュオ、リブラの演奏会
1台連弾
ブラームス:ロシアの思い出より 1,2,4,6番、メンデルスゾーン:アンダンテと変奏曲 作品83
2台デュエット
ビゼー=アンダーソン:カルメン幻想曲、ラヴェル:序奏とアレグロ
ラフマニノフ:組曲 第2番 作品17
あまり聴く機会のないメンデルスゾーン作品83の連弾曲は、変奏に作曲家の実力が感じられる佳作、力のこもった演奏でした。
カルメン幻想曲では情念の激しさを、ラヴェルではパレットにくり広げられるがごとき色彩豊かで鮮やかな音色を、楽しむことができました。
なんといっても圧巻は、ピアノデュオ・レパートリーの最高峰といわれる、ラフマニノフの組曲2番でした。ダイナミックでスケールの大きなピアニズム表現と、抒情性ある美しいメロディーをたっぷりと聴かせてくれました。ピアノ2台を横並べにした配置により、鍵盤をハンマーが叩くアタックの瞬間までぴったりと合った音が、鮮鋭で美しい緊迫感ある演奏でした。
5月18日 第83回演奏会
NHK交響楽団の首席ヴィオラ奏者で名手の評判の高い佐々木亮さん、ならびにピアノの浅野真弓さんによるプログラム
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ、レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲
ブラームス:間奏曲 Op.118-2 (ピアノ・ソロ)、ヴィオラ・ソナタ第2番Op.120-2
アルペッジョーネ・ソナタはチェロよりもヴィオラで演奏されるのが最適と思わせる、自然でのびやかな演奏でした。
レーガーは、ヴィオラのソロソナタの最高峰の一つですが、高度な構成の曲を深い精神性をもって聴かせてくれました。
ブラームスは晩年の情緒と憂いに満ちた音楽を抒情性豊かに美しく聴かせてくれました。ヴィオラの表現の魅力、柔らかさとのびやかさを堪能でした演奏でした。
4月23日リサイタル
フランス20世紀の傑作チェロソナタ2曲、
荒井結さん(Vn)と文京華さん(Pf)によるリサイタル
フォーレのソナタ 第2番作品117(1921年)ナポレオンの没後100年の記念式典のために嘱託された音楽をもとに書かれた作品。スケールが大きい、悲劇性と時代の進行を感じさせる音楽。
ロパルツのソナタ第2番(1919年)は知られていませんが、知性的な抒情性に充ちた美しい音楽、実は大変な傑作でもっともっと弾かれてい良い曲です。おそらく日本で初めて演奏されたものと思われます。
2つの傑作を聴く貴重な機会、お二人の見事な演奏で堪能させてくれました。
3月12日演奏会
植村太郎(Vn)、清永あや(Vn)、朴梨恵(Va)、荒井結(Vc)、中恵菜(Va)、辻本玲(Vc)の6人の名手たちによる弦楽6重奏のリサイタル。ブラームスの2番ト長調を取り上げました。中低音の厚みのある弦楽のアンサンブルによるスケールの大きな楽曲が魅力的でした。前半に演奏されたベートーベンの弦楽四重奏「セリオーソ」も緻密な演奏を聴かせてくれました。
2月5日 第80回 文京華ピアノリサイタル
ほぼ同時代を生きた3人の作曲家メンデルスソーン、リスト、シューマンの作品を取り上げたプログラム。リストの「2つの伝説」はあまり取り上げられない曲ですが、精神性のたかい宗教的内容に基づいた曲を、音の粒立ちと音色コントロールの美しさをもって味あわせてくれました。
後半のシューマンの交響的練習曲では、変奏曲の妙味とスケールの大きな楽想を緻密な構成感で聴かせる演奏でした。
第79回定期演奏会 2021年1月8日
瀬崎明日香さんのヴァイオリン、村松 龍さんのヴィオラ、海野幹雄さんのチェロ、それぞれのソロの楽曲からなる部分と、後半は楽しく華やかな弦楽三重奏のプログラム構成。
前半ではヴィオラは、20世紀のヴィオラレパートリーの代表ともいえるヒンデミット作品、無伴奏ヴィオラソナタからパッサカリア、ヴァイオリンはバッハのパルティータ3番、チェロはブリテンの無伴奏チェロ組曲2番と独奏弦楽器の音楽を堪能できるソロのレパートリーの代表株ともいってよいレパートリーでしたが、非常に強い表現力で味あわせてくれました。
後半は感染症の猛威を忘れ去らせるような華やかで勢いのあるすばらしいトリオでした。聴衆も演奏者も主催者も心から楽しめた演奏会でした。
第71回定期演奏会2020年12月18日
COVIDで延期されていた第71回の保屋野美和さんのピアノリサイタルをドイツから臨時帰国して開催いたしました。
前半はバッハのクラヴィーアのための名曲、パルティータ6番で始まり、高橋悠二や日本でほとんど弾かれたことのないロシア20世紀の作曲家ロスラベッツの作品と時代を超えたプログラム構成。後半は19-20世紀ロシアの異端の大家、スクリャービンの前半期のロマンティックな音楽から、後期の独自の精神世界に入りこんでいった頃のレパートリーまでを含んだプログラムでした。ピアノソナタ9番「黒ミサ」や詩曲「焔に向かって」ではスクリャービンの燃えるような精神を聴かせてくれました。
第78回定期演奏会 2020年11月20日
西野ゆかさん、浅野真弓さんによるショパンとベートーベン8番とルクーのプログラム。みんながよく知っている名曲メロディーのショパンから始まり、西野さんの落ち着いた表現が光る味わい深い表現のベートーベンと、そして制御がよく聴いた中にもリリカルな表現力を感じるルクーでした。名器ゴフリラーの渋い響きも、ヴァイオリンを弾く姿の美しさもまた印象的でした。
ルクーのヴァイオリンソナタはとても美しい曲で、昨年に続いて取り上げるのは2回目ですが、国内でもっともっと弾かれてよい名曲でありましょう。
第77回定期演奏会 2020年10月21日
名手・森下幸路さんのヴァイオリンと、大家・渡邉康雄さんのピアノによるブラームスのヴァイオリンソナタ3曲全曲の演奏会。リリカルにストラディバリウスを奏でる森下さんと、円熟した風格と味わいのある詠い方の渡邉さんのピアノがおりなす調和が見事な演奏でした。
お二人でまた出演してくださるということなので、楽しみであります。
9月25日第76回定期演奏会
植村太郎さん(Vn)と文京華さん(Pf)によるリサイタル
前半は、ヘンデルの名作ソナタ4番と 、バッハ の無伴奏ヴァイオリンソナタ3番、劇場的な華やかさのヘンデルと、対位法と和声の厳格なバッハを、ともに堪能させてくれました。
後半は、フォーレのヴァイオリンソナタ2番、崇高な精神をたたえたフランスヴァイオリンソナタの頂点ですが、文京華さんの連続的に流れる精緻な演奏の上に、美しいヴァイオリンが飛翔する演奏、素晴らしい音楽を味あわせてくれました。
8月28日に 、本来は4月に予定されていた第72回演奏会を催しました。
海野幹雄さん (Vc), 村松龍さん (Va), 瀬崎明日香さん(Vn) によるバッハのゴールドベルグ変奏曲 弦楽三重奏版(シトコヴェツキー編曲)、ならびにその前にジャン・フランセの弦楽三重奏曲。
ゴールドベルグ変奏曲は、各声部が艶やかに、その絡み合いがよく楽しめる素晴らしい演奏でした。バッハの対位法の構築と、変奏の巨匠としての妙が、オリジナルの鍵盤楽器版以上によく聴き取れました。
終始、音の歓びが感じられる演奏、音楽の感動を聴衆に与えてくれた演奏会でした。
第73回演奏会 2020年8月4日 (5月延期分)
エクセルシオ・クワルテットと浅野真弓さんの協演。
前半はハイドン、ピアノ3重奏曲(25番ジプシー)、弦楽四重奏曲(78番日の出)で、ベテランたちに弾きこまれた、美しい手堅いハイドンを聴かせてくれました。
後半は、なかなか演奏される機会の少ないフォーレの名曲、ピアノ5重奏曲1番。
フォーレの後期の創作時期を開いた名曲の止まることなく湧きいずるような音の流れを、大切に美しく奏でてくれた素晴らしい演奏でした。
75回演奏会 植村太郎さんと文京華さんの競演でラヴェル、ドビュッシー、マニャールのソナタのプログラム、ラヴェルは、新鮮な響きと若さにあふれた初期の秀作と、晩期のジャズの影響も受けた作品の2曲、いずれも魅力的な音楽の対比を楽しむことができました。ドビュッシーのソナタはお二人とも弾きなれた見事な演奏を聴かせました。
圧巻は、アルベリーク・マニャールのソナタ、難曲でもあり、実際に弾かれることは少ない作品です。美しいヴァイオリンの旋律と構成感あるピアノパートからなる大曲を、音色の美しい演奏家二人の協演でこころゆくまで味わうことができました。幽玄たる世界が表出する精神性の高いマニャールの作品、もしかすると本邦初演かも知れません。
定期演奏会を、6月30日に4か月ぶりに開催いたしました。
予防安全のために、入り口での体温チェック、連絡先のご記入、ならびに座席間の距離を十分に確保しての着席(あいだに3席あけて、前後の列ごとにずらして互い違いとしました)、
出口の混雑をさけて順次の退場など、十分に密接を避けて、運営することができました。
ご協力に感謝申し上げるとともに、今後も注意深く安全を期して運営してまいります。
第74回演奏会 アンサンブルガブリエル (Vn竹原奈津、Va渡邉信一郎、Vc三宅進、Pfゲルティンガー祥子)による、モーツアルト 弦楽トリオのためのディヴェルティメントK563、ならびに、フォーレ ピアノ四重奏曲第2番のプログラム前半はモーツアルト最盛期の作品で作曲家自身がヴィオラ奏者として演奏していたとされる、弦楽3重奏の全レパートリーのなかでも最大の作品と言えるもの。
難曲でもありますが変奏曲の楽章などすばらしい演奏を聴かしてくれました。
後半、フォーレの四重奏曲2番は、レクイエムなどと並び充実した時期の作品ですが、スケールの大きな響きを大ホール一杯にくり広げて、音楽の感動をあたえる見事な演奏でした。
5月29日予定の第73回定期演奏会ですが、コロナウィルス肺炎の流行に鑑み、延期とさせていいただきます。
今回予定されていた浅野真弓 エクセルシオ クワルテットリは、肺炎流行の終息後に予定の定期演奏会に加えて開催致します。
6月30日の演奏会は開催する予定で準備を進めております。
またご案内申し上げますので、何卒よろしくお願い致します。
宇都宮音楽芸術財団理事長
金 彪
4月17日予定の第72回定期演奏会ですが、コロナウィルス肺炎の流行に鑑み、延期とさせていいただきます。
今回予定されていたリサイタルは、肺炎流行の終息後に予定の定期演奏会に加えて開催致します。
またご案内申し上げますので、何卒よろしくお願い致します。
宇都宮音楽芸術財団理事長
金 彪
第69回演奏会 文京華ピアノリサイタル 2020年1月24日(金) ~ベートーヴェン絶筆の三曲~
ベートーヴェン ピアノソナタ 30番 ホ長調作品109、31番 変イ長調 作品11、32番ハ短調作品111
文京華さんのいつもながらの精緻な構成と卓越した音色制御の技術で、ベートーベンの最後のソナタ3曲、生涯のくくり総括のような高みと内容の深さをそなえた音楽を、中にこめられたメッセイジをすべて表現するかのごとき演奏を聴かせてくれました。
ベートーベンの音楽が持つ力を、聴き手によく伝達してくれる素晴らしい音楽会でした。
第68回演奏会 京都クワルテット リサイタル
いつものメンバー、植村太郎(Vn)、西川茉利奈 (Vn)、朴梨恵(Va)、大島亮(Va)、荒井結(Vc)によるベートーヴェン 弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 作品59-1 ならびに、ブラームス 弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18 の演奏。
明るく力強い「傑作の森」の時期のベートーベン作品、弦楽四重奏としての磨きと一致を感じさせる見事な演奏でした。またそれぞれオーケストラの首席奏者を務める大島亮さん(Va)、長谷川 彰子さん(Vc)を加えての弦楽6重奏は、ブラームスの重厚な名曲を味わい深く聴かせてくれました。
3月6日予定の第71回定期演奏会ですが、コロナウィルス肺炎の流行に鑑み、延期とさせていいただきます。
今回予定されていた保屋野美和さんのピアノリサイタルは、肺炎流行の終息後に予定の定期演奏会に加えて開催致します。
またご案内申し上げますので、何卒よろしくお願い致します。
宇都宮音楽芸術財団理事長
金 彪
第67回定期演奏会 11月29日
文京華さん(pf) 、西川茉里奈さん(vn)、荒井結 さん(vc)によるトリオ・リサイタル、ロシアの実力派作曲家、アレンスキーの知られざる傑作、ピアノ三重奏曲1番を表現のしっかりした、力を感じさせる演奏で聴かせてくれました。
第66回定期演奏会 10月25日 アーベルクワルテット・リサイタル
ヨーロッパの数々のコンクールで高い評価を経たのちに、 ウィーンを本拠に活動し、さまざまな音楽祭などに招待されて活躍する韓国系の四人組。弦楽四重奏団としての練り上げられた統一性、緻密なアンサンブル、そして ソリストとしても高い評価を得ている 一人一人の実力に根ざした表現力が、大変印象的でした。
ロシアの作家たちのプログラム、ショスタコービッチ第3番の激しさ大きさ、ボロディン第2番の叙情的な美しさ、ともに見事な演奏でした。
12月21日音楽会 ベル・ティン(丁章媛)浅野真弓リサイタル
グリュミオー国際コンクール1位、ブラームス国際コンクール2位など大活躍する19歳、すばらしく優しい味わいのあるブラームス、超絶技巧のイザイ、そして深い音楽性と表現力のプロコフィエフ一番を聴かせくれました。また2-3年後に来てもらうのが楽しみです。
12月7日 ミュンヘンフィルハーモニーのメンバー、イアソン・ケラミディス(副コンサートマスター Vn),コンスタンティン・ゼルハイム(ヴィオラ首席奏者)、ヨアヒム・ヴォルゲムート(チェロ)による弦楽3重奏とピアノ四重奏(+Pf 保屋野美和)リサイタル
モーツアルトの弦楽3重奏ディヴェルティメントでは中声までも倍音の美しく響く、すばらしいアンサンブルと、ブラームスのピアノ四重奏ではディナミークの幅の大きい表現豊かな演奏を弾ききってくれました。
3月26日第49回演奏会
植村太郎カルテット演奏会
Vn植村太郎、Vn西川茉利奈、Va朴理恵、Vc荒井結子、Pf鈴木慎崇、
ベートーベン弦楽四重奏曲の最大作である作品131と、シューマンのピアノ五重奏曲のプログラム。
高い技量と表現力から、ベートーベンは精緻そのものであり、深い精神の表現を聴きとることができました。
シューマンはスケールの大きさと抒情性の溢れる演奏でした。年度初めの演奏会を飾るにふさわしい演奏で聴衆を魅了してくれました。
2018年2月14日 第48回定期演奏会
マルセル・キッツ チェロリサイタル
Pfゲルティンガー祥子
2016年のブラームス国際コンクールのチェロ部門で優勝したエストニア出身のマルセル・キッツさんを招待しての演奏会。
ベートーベンソナタ第2番、シュニトケのソナタ、ブラームスソナタ1番、アルヴォペルト・フラトレスなど、大変にのびやかな音で瑞々しく奏でてくれました。
将来の表現力の大きな成長が楽しみであると感じさせる演奏でした。
2018年1月31日 第47回定期演奏会
チェロ四重奏のプログラム、当演奏会の常連といえる海野幹雄さんが、3人の素敵な仲間、
西山健一さん、灘尾彩さん、西牧加奈子さんとともに、楽しいプログラムを展開してくれました。
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスやフィッツェンハーゲン:アヴェマリアの心洗われる美しい祈りのメロディーに続いて、エドワード・エルガーのチェロ協奏曲をチェロ四重奏版でダイナミックに演奏してくれました。
編曲もよく、音域の広いチェロならではのアンサンブルを聴くことができました。
12月13日 第46回演奏会
水谷晃と東京交響楽団メンバーによる弦楽6重奏リサイタル
水谷晃 (Akira Mizutani, Vn)、福留史紘 (Fumihiro Fukutome, Vn)、 青木篤子 (Atsuko Aoki, Va)、 大角彩 (Aya Osumi, Vn)、 伊藤文嗣 (Fumitsugu Ito, Vc)、大宮理人(Yoshito Ohmiya, Vc) の6人の東京交響楽団のコンサートマスター、首席奏者、
後期ロマン派作品の大作2つを組み合わせた年末にふさわしい(?
オーケストラでいつも協演している奏者たちが、
11月22日 第45回演奏会
倉冨亮太(Ryota Kuratomi, Vn)、山中惇史(Atsushi Yamanaka, Pf)によるヴァイオリンとピアノのリサイタル
名門ロドルフォ・
いつも、つややかでかつ個性的、
20世紀ヴァイオリンソナタの最高傑作のひとつプロコフィエフの
10月18日 第44回演奏会
依田真宣(Masanobu Yoda, Vn、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター)、
ブラームスの遺作としてリストされるイ長調のピアノトリオ、
シューベルトが最晩年に作曲された変ロ長調のピアノ三重奏曲、
どちらもさすがに声価の高い名手たちによる名演でした。
9月27日第43回演奏会
文京華さん
ピアノリサイタル
一音一音を精緻にならし、色彩感が豊かな、
今回のソロリサイタルではラヴェルのピアノ曲中の最大傑作、「
公開リサイタルで取り上げられることの少ない、
現出してくれました。
冒頭のシューマン幻想小曲集でも一流の味わい深い精密表現が聴か
「絵画的な」
9月15日特別演奏会
タマーシュ・ヴァルガ チェロリサイタル
ピアノ 浅野真弓
ウィーンフィルハーモニーの首席チェロ奏者の中でもトップランク
今回はアルぺジョーネソナタから始まり、
第42回演奏会 弦楽アンサンブルとピアノ四重奏のリサイタル
竹原奈津(Vn) 渡邉信一郎(Va) 三宅進(Vc) ゲルティンガー祥子(Pf)
シューベルト:ピアノ四重奏
ブラームス:歌曲集 ヴィオラ独奏
ブラームス:チェロソナタ第2番 ヘ長調
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調
すこし改変したプログラムは規模が拡大して、本格的ブラームスプログラムとなりました。楽壇で活躍する首席奏者たちによる、情熱のこもった素晴らしい演奏の盛り上がりを聴くことができました。
第41回演奏会 ピアノデュオ・リサイタル
ピアノデュオ・リブラ 三又瑛子、文京華曲目
バッハ 2台チェンバロのためのコンチェルト BWV1061a
ブラームス ハイドンの主題による変奏曲
モーツァルト 連弾のためのソナタハ長調K521
ドビュッシー 4手連弾のための小組曲 (Petite suite)
ローゼンブラット2つのロシアの主題によるコンチェルティーノ
二台ピアノ作品と、連弾四手作品のそれぞれの代表的名曲である、ブラームスとモーツアルトを緻密に、かつ豊かな音楽性をもって聴かせてくれました。後半はメロディーの美しいドビュッシーに加えて、視覚的に楽しい現代曲プログラムもあり、会場を沸かせておりました。
第40回演奏会 植村太郎ヴァイオリンリサイタル シューマン:ソナタ全曲プログラム
植村太郎(Vn) 鈴木慎崇(Pf)
シューマン:ヴァイオリンソナタ1番、3番 、2番
集中的な時期に書かれた三曲のソナタ、めったに演奏されないシューマン最後の作品、第三番、間奏曲はアンコールでも弾かれましたが、感銘深い白鳥の歌でした。またシューマンの器楽曲作品の最大傑作のひとつある第二番も植村、鈴木の名コンビによる表現力、音楽性で聴かせてくれて、圧倒的なシューマン・プログラムでした。
第39回演奏会 加藤昌則新作チェロソナタ発表リサイタル
三宅 進(Vc) 加藤昌則(Pf)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番
ヤナーチェク:おとぎ話
加藤昌則:夜のソナタ (世界初演)
メンデルスゾーン:チェロソナタ第2番ニ長調、作品58
加藤昌則:サウンドオブミュージック メドレー
当財団で委嘱して作曲いただいたチェロソナタは秀作で、リリカルで表現の厚い名曲です。財団のリサイタルでもまた演奏してもらうようにいたします。これから弾かれる機会が多いであろうと思われます。新作加藤作品と、親しまれているチェロソナタのクラシックレパートリーの組み合わせで大変楽しめる音楽会でした。
3月22日第38回定期演奏会
浅野真弓(ピアノ)、山田百子(ヴァイオリン)、大友肇(チェロ)によるリサイタル冒頭にチェロの祈りの旋律が美しいブルッフのコル・二ドライ、続いてストラビンスキーの古典様式の傑作、ヴァイオリンとピアノのためのディヴェルティメント、次にモーツァルトの晩年の室内楽の大名曲、ピアノ三重奏曲 K.502が前半のプログラムでした。いずれも音楽の楽しさ、美しさを満喫させてくれる内容でした。圧巻は後半のシューマン・ピアノ三重奏曲3番、晩年に近い作曲者の暗い情念とリリシズムが入り混じった素晴らしい音楽を、大きな表現力で聴かせてくれました。聴衆の皆さんも深い感銘を受けている様子でした。
3月10日特別演奏会 宇都宮短期大学・長坂キャンパス、須賀友政記念講堂において、森下幸路(Vn)、三宅進(Vc)、、竹原奈津(Vn)、渡邊信一郎(Va)の弦楽四重奏団と、ゲルティンガー祥子さんのピアノによるピアノ三重奏、弦楽四重奏、ピアノ五重奏のリサイタル。 瑞々しさが魅力的な若かりしドビッシーのピアノ三重奏曲、めくるめく弦の饗宴であるラヴェル弦楽四重奏曲、それに続いて、最も偉大なピアノ五重奏曲作品として知られるフォーレの五重奏曲2番、豪華絢爛プログラムをいずれも素晴らしい演奏で聴かせてくれました。
2月15日第37回定期演奏会
関根正弘フルートリサイタル・プロコフィエフ特集
プロコフィエフが2曲書いたバイオリンソナタ、第二番はもともとフルートソナタであったものを編曲したことがよく知られています。一方、バイオリンソナタ第一番はフルートで演奏された事はないと思われますが、大変に精神性の高い音楽であり、独特の幽玄世界を笛の音で表現する事をねらって関根さんが挑戦したものです。 結果はバイオリンで演奏するのとは全く違った時空が現出され、素晴らしい音楽体験となりました。今後とも関根さんがレパートリーとして広めていただけることに期待します。
あわせて演奏されたシュニトケや、プロコフィエフの美しい組曲など親しみやすい旋律もあり、大変魅力的なリサイタルでした。
第36回定期演奏会 海野幹雄 フォーレ作品 チェロリサイタル
フォーレの後期の名作のチェロソナタ1番2番を取り上げた貴重なリサイタル。
チェロの表現技法を拡大したといえる1番、ナポレオン没後100年式典の葬送歌として書かれた2番、など
フランスのチェロ音楽での金字塔を満喫できる海野夫妻の素晴らしい演奏でした。
35回演奏会 室内楽リサイタル
植村太郎(Vn)、朴梨恵(Va)、高木慶太(Vc) 鈴木慎崇(Pf)による演奏会
ヴィオラソナタ、ピアノ三重奏と四重奏のプログラム:ブラームス ヴィオラソナタ第2番では中音の充実したヴィオラの美しさとブラームス晩年の枯淡の境地を伝える演奏、ドヴォルザーク ピアノ三重奏曲第3番 とシューマン ピアノ四重奏曲作品47では普段から活動を共にする4人の息の合った表現性が惜しげもなく発揮された演奏でした。ドヴォルザーク40代前半の充実した創作期の作品の力を十分に伝え、美しい旋律を堪能させてくれましたし、シューマン「室内楽の年」の傑作の一つであるピアノ四重奏曲では、情熱と精神力、抒情性の表現に魅了される演奏でした。
2016年11月16日第34回演奏会
黒田亜樹さん、保屋野美和さんのデュオによる、ストラヴィンスキ
ペトルーシュカ (2台ピアノ)、火の鳥(ソロ)ならびにラヴェルの マ・メール・ロア(連弾)とラヴァルス(ソロ)とスケールの大き
ほぼストラビンスキーの全曲版と相同の構成をもつデュオ版は大変
10月12日演奏会
弦楽クワルテット・エクセルシオと浅野真弓さん(pf)
シューマンの弦楽四重奏曲三番では、永く活動してこられた四重奏団らしく、ぴったりと息のあった四重奏を聞かせてくれました。またピアノ五重奏においては、浅野真弓さんの堅実でしっかりとしたピアノ演奏に向き合いつつ、ダイナミックでスケールの大きなフランクを聴かせてくれました。
10月10日
2014年以来3年にわたってブラームス国際コンペティションのファイナリストを定期演奏会に招待してきましたが、
先方の組織委員会からの提案に応ずる形で、宇都宮演奏会への招待を正式に副賞として提供することになりました。
先月第2週、オーストリア、ペルチャッハに5日間滞在し、同コンペティションの第2ラウンドとファイナルを聴いてまいりました。
ファイナリストたちははいずれもすばらしい演奏を繰り広げていましたが、エストニア出身のチェリスト、マルセル・キッツさんに副賞を差し上げました。
音楽性と構成感の素晴らしいチェリストでした。2018年初頭にリサイタルを開催する予定です。ご期待ください。
9月21日演奏会
昨年度のブラームス国際音楽コンクールのチェロの部門のwinn
大ホールに深く響き渡るスケールの大きい個性でした。
ショスタコービッチも、ブラームスも出色の集中力の高い演奏を堪能することができました。
また2-3年後に登場してくれるでしょう。
植村太郎氏が率いる実力派ぞろいの弦楽四重奏に、鈴木慎崇(よしたか)さんが加わってのピアノ三重奏、五重奏のリサイタル。
いかにも古典派的なベートーベンの初期の曲から始まり、ほぼ同時代の楽しいハイドン三重奏曲、後半はブラームスの圧巻、ピアノ5重奏曲でした。
植村太郎さんのいつもながらのリリカルな演奏に加えて、第2バイオリン西川茉利奈さん、チェロの荒井結子さんが、聴き手によく届く奏法でそれぞれのパートを美しく聴かせてくれました。加えてヴィオラの朴梨恵さんの充実した堅固な内声によって、厚みのある堂々とした演奏を聴かせてくれました。 鈴木さんのピアノはいつも通り、弦楽を確実に支えるとともに、弦楽四重奏と対等に向かいあってブラームスの音楽をスケール大きく表現しました。
植村太郎君、鈴木慎崇さんは本年12月と、来年7月に出演予定です。
ぜひ再度聴きたいと多くの声が寄せられているこのクワルテットは、2018年3月にふたたび出演を計画しています。
毎年出演の常連、ピアノデュオ・リブラ、素晴らしいピアニスト2人による2台ピアノの演奏会。ラヴェル編曲の「牧神の午後への前奏曲」から始まり、シューマンの組曲「東洋の絵」では熱のこもった息がぴったり合った素晴らしい連弾でした。プログラム後半の2台ピアノの部では新しい試みとして、響板を外した2台を並列配置しました。2人の奏者の打弦の瞬間がよく一致して、音の粒立ち、響きの美しさがよく発揮され、大変楽しめる名曲コンサートでした。
交響楽団のベテラントップ奏者たちによる室内楽、
奏者がよく抑制を聞かせながら相手の音楽を引き出し、
2017年7月にも弦楽四重奏で再来してくれることが決まってい
文京華さんの演奏は、いつもながら、一音一音を大切に聴かせる高度な技術の基盤の上に、精緻で知的な音楽構成を聴かせてくれました。モーツアルトの短調ソナタの悲劇的情感、フォーレ後期作品、夜想曲の深い内面性、リスト狂詩曲のダイナミズム、そして後半のフマニノフ楽興の時における圧倒的なピアニズム、すべて聴衆を虜にし音楽を堪能させてくれる感動の深い演奏会でした。
小川響子さん、戸原直さん(Vn)、古賀郁音さん(Va)、伊藤裕さん(Vc)に浅野真弓さん(Pf)を加えてピアノ五重奏曲のプログラム。最初に伊藤裕さんと浅野真弓さんによるプーランクのチェロとピアノのためのソナタの演奏は、難曲を大変のびやかに典雅に美しく響かせ、聴かせてくれました。多くの方が将来のの大チェリストを聞いたと思います。続いて、ピアノ五重奏曲の名曲2曲、シューマンの作品番号44とドヴォルザークの作品81、いずれも若いエネルギーが弾けるようなすばらしい演奏を楽しませてくれました。
水谷晃さん、福留史鉱さん(Vn)、青木篤子さん(Va)、伊藤文嗣さん(Vc)、吉野亜希菜さん(Cl)、東京交響楽団のコンサートマスター、首席奏者たちによる演奏会。ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調作品67は、4人の一体感のあるアンサンブルが聴けました。そしてクラリネット五重奏曲ロ短調作品115は晩年のブラームスのクラリネットに対する愛着の理由がよくわかる素晴らしい名演でした。
2015年度演奏会は2月で終了です。2016年度も3月より11回、充実したプログラムの演奏会を予定しています。何卒、継続お申し込みください。
菅野潤さんとゲルティンガー祥子さんのピアノデュオで、バッハ作曲マックス・レーガー編曲の2台のピアノのためのゴールドベルグ変奏曲全曲、ドビュッシイ作曲の古代のエピグラフ、白と黒のプログラム。
商業ベースの音楽会では聴くことのできないプログラム、バッハのピアノのレバートリーの最高峰と言われる大曲を、デュオならではの大きな音楽表現で聴かせてくれました。ドビュッシイも出色の演奏。まことに貴重な音楽体験でありました。
橋本洋さんのヴァイオリン、海野幹雄さんのチェロ、
新作ヴァイオリンソナタ(当財団委嘱)、チェロ無伴奏曲などの新垣作品と、主題呈示に応えての即興演奏は、多彩な個性と才能を堪能させてくれました。
後半は3重奏、作曲家ピアニストの個性的解釈が感じられるシューマン1番でした。
ミュンヘンフィルのメンバーたちが構成する四重奏団に保屋野美和
普段から欧州で定期的活動をしているだけあって、前半のモーツアルト、ベートーベン、ウェーベルンでは、倍音の響きまでよく一致した四重奏の妙を聴かせてくれました。
後半にはシューマンの5重奏、表現の幅の大きいピアノと弦楽合奏のかけあいが素晴らしいリサイタルでした。
会場の宇都宮短期大学・須賀友正記念ホールも音響効果に恵まれた好条件でした
加藤陽子さん(Vc)と居福 健太郎さん(Pf)の実力派の二人によるリサイタル。
無伴奏ではバッハのみならずレーガーの珍しい名曲も演奏され、
伊東裕さんVc / 浅野真弓さんPfによるリサイタル、近年多く輩出される若手チェリストのなかでも、際立って印象的な、音感とぴたりと一致する素晴らしい技術表現ならびに、それをしっかり支える確実なピアノとが相まって、それぞれの音楽を本当に充分に鳴らしてくれた演奏でした。
ベートーベンの「傑作の森」期の3番ソナタ、ブリテンの無伴奏ソナタ、ラフマニノフのソナタ、いずれもスケール大きい演奏で聴衆を魅了しました。
3月に弦楽四重奏、ピアノ5重奏でまた出演してくれるのが楽しみです。
第22回トリオ海 演奏会
海野幹雄(Vc)・ 春絵(Pf) 夫妻と甲斐摩耶(Vn)さんの三重奏、
今後もシリーズとして演奏予定のベートーベンのトリオの第1番から始まり、難曲であるラヴェルのヴァイオリンとチェロのためのソナタでは素晴らしい二重奏を聴かせてくれました。最後のメンデルスゾーンピアノトリオの悦ばしい精神に満ちた演奏と、いずれも密度が高く音楽ファンをよろこばせる素晴らしい演奏会でした。
弦楽四重奏、ピアノ5重奏演奏会
橋本洋クアルテットとピアノ文京華さんによる演奏会、常連のVn 倉冨亮太、Va 田原綾子さんに加えて 今回はチェロは富岡廉太郎さん、でした。楽しいモーツァルトに始まり、和やかで暖かいドヴォルザークの弦楽四重奏曲『アメリカ』を聴かせてくれました。そして、圧巻は
ピアノ五重奏曲中の頂点とされる名曲でありながら、国内では演奏されることの少ないフォーレの第2番を、熱のこもったピアノと弦楽四重奏のかけあいの素晴らしい演奏で聴かせてくれました。
ガラコンサート
昨年のブラームス国際音楽コンクールのウィナーである上野さんとコッツさんのそれぞれの個性あるダイナミックな演奏が聴けました。
後半のブラームスのトリオでは基音の充実した弦楽器の音の掛け合いと、稲生さんのしっかりとしたピアノを加えて、3者がぴったりと息の合ったところを聴かせてくれました。
4月22日のフルートトリオリサイタル
関根さんはドビュッシイのヴァイオリンソナタを、まるでフルートのために書かれた曲ではないかと思わせるほど、軽快なドビュッシイらしい響きで美しく聴かせてくれました。
チェロの三宅さん、ピアノのゲルティンガー祥子さんによる、ドビュッシイのチェロソナタ、また3人のトリオによるヴィラロボス、三善晃などの現代曲もそれぞれの名手としての力量が感じられる演奏で楽しませてくれました。
3月18日の文京華さんのリサイタル
一音一音を明確に聴き取らせる粒立ちの奏法で、音楽の構造を精密に可視化するとともに、
大きな表現をつくる素晴らしい個性を聴かせてくれました。
2月19日の第15回演奏会 橋本洋(Vn)、倉冨亮太(Vn)、田原綾子(Va)、笹沼樹(Vc)、江沢茂敏(Pf)によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏ならびにドヴォルザークのピアノ5重奏曲、素晴らしい演奏でした。室内楽の表現の豊かさ、響きの美しさを堪能させてくれました。
20代前半の才能と個性豊かな4人が、ベテラン橋本洋さんのもとで今後ともアンサンブルを練り上げていき、われわれの演奏会に定期的に出演されることに期待したいと思います。
1月28日演奏会 植村太郎さん(Vn)と鈴木慎崇さん(Pf) によるブラームス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、200余名の聴衆を一掴みにして放さない名演でした。
お二人の演奏はこれからも予定していきますが、当財団ならびに宇都宮の音楽文化の宝です。
来年度会員の募集(更新ならびに新規)を始めます。会員登録のページをご覧ください。
12月演奏会、クリスマス前の待降節にふさわしいメシアンの「アーメンの視覚」、神秘を感じさせる名曲を始め、素晴らしいデュオでした。
菅野潤氏を再度お迎えしてフランス音楽を堪能させていただける機会を作るように願っています。
11月演奏会、盛会のうちに終わりました。ありがとうございました。
ララ・ボシュコウさんは素晴らしいスケールと音楽性を聞かせてくれました。
これからも彼女を応援していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
10月よりFM栃木(レディオベリー、76.4MHz)にて、毎週土曜日朝7時15分より、財団演奏会の実況録音とお知らせ番組を始めました。ぜひお聴き下さい。
4月、7月に出演した倉冨亮太君が、
ベートーヴェンの協奏曲全曲をはじめ、ストラビンスキーやモーツアルトの協奏曲、バッハのパルティ―タ2番シャコンヌなどの大曲を弾きましたが、聴衆賞、オーケストラ協演優秀賞なども同時に獲得しての受賞でした。10月にもまた弦楽四重奏に参加しての出演を予定しています。来年のコンペティション挑戦の前に定期演奏会でリサイタルを予定し応援したいと思います。